札幌市2歳女児虐待死 猫13匹も虐待か

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札幌市2歳女児虐待死 猫13匹も虐待か

札幌市で2歳の女の子が衰弱死した事件で、母親らは自宅で飼っていた13匹のネコを飼育放棄していたことが新たに分かりました。室内はフンや尿で汚れた状態で、女の子は劣悪な環境で母親が不在のときも放置されていたとみられています。

逮捕された札幌市の池田莉菜容疑者と交際相手の藤原一弥容疑者は、池田容疑者の娘の詩梨ちゃん2歳に暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。詩梨ちゃんの死因は衰弱死で、死亡する2週間ほど前から食事を与えられていなかったほか、長期間に渡り育児放棄、いわゆる「ネグレクト」を受けていたとみられています。その後の関係者への取材で、2人は池田容疑者の自宅で飼っていたネコ13匹に対しても食事を与えないなど、飼育放棄していたことが新たに分かりました。
(ネコを保護した団体の代表)
「(ネコに)ご飯や水を与えなかったり、汚いところに置くのは虐待。ネコでもこんなにひどい状態なのに人間はどうしていたんだろう。特に小さい子なんて」
保護されたとき、多くのネコは、あばらが見えるほどやせ細り通常の半分ほどの体重でした。体には大量の寄生虫やダニがついていたということです。池田容疑者の自宅はネコのフンや尿で汚れた状態で、詩梨ちゃんは劣悪な環境下で激しい暴行を受け、母親が仕事などで不在のときも放置されていたとみられています。

 

2歳の幼い命が奪われたこの事件、その後の調べで猫を13匹飼っていた事がわかりました。

さらに詩梨ちゃんは1歳の頃から育児放棄とみられる扱いをうけていたようです。

一般的にネグレクトとは、「幼児・児童・高齢者・障害者などに対し、その保護、世話、養育、介護などを怠り、放任する行為」を指します。

自分で身の回りの事ができない幼い子供の育児放棄や、自分では餌が食べれない猫の飼育放棄、本当にショックな事件でした。

 

なぜネグレクト育児放棄をしていたのか、経済的な理由だったの、しかし容疑者達は飲み歩いていたという報道もありましたので、貧困が理由というわけでも無さそうですよね。

飼い猫達13匹にも餌を与えず飼育放棄です。猫達は保護されてひと安心ですが、亡くなった詩梨ちゃんは本当に悔やまれます。

今回の事件は警察と児童相談所との連携がうまく取れていなかったと報道されていますが、日頃からあらゆる場合、可能性を想定して、今後このような事件を起こさないよう、防げるように取り組んでいただきたいですね。

 

 

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