【施設長本人が書くノンフィクション】日本で唯一ペットと暮らせる特別養護老人ホーム「看取り犬・文福 」奇跡のような17の物語

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 株式会社宝島社(代表取締役社長:蓮見清一 本社:東京都千代田区)は、2020 年6月22日(月)に、書籍『看取り犬・文福 人の命に寄り添う奇跡のペット物語』を発売しました。

※ 配信会社から提供された企業や団体等のプレスリリースを原文のまま掲載しており、【優良ペット葬儀社ガイド】が取材・執筆した記事ではありません。お問い合わせは、各情報配信元にお願いいたします。

日本で唯一、ペットと入居できる特別養護老人ホーム『さくらの里山科』 の理事長・施設長である若山三千彦氏によるノンフィクションです。保健所で殺処分間際に引き取られた保護犬・文福が施設の入居者の最期を察知して寄り添う物語を中心に、素晴らしい癒やしの力をもつ猫「トラ」など、入居者とペットの17編のエピソードが収録されています。『さくらの里山科』 はNHKをはじめ、テレビ、新聞、雑誌で取り上げられており、「日本動物愛護協会 日本動物大賞社会貢献賞」など数々の賞を受賞しています。
 本書は2019年7月に出版されるも、版元の倒産によりわずか4カ月で廃刊となった『看取り犬・文福の奇跡』を再編集したものです。販売期間4カ月ながらも4度重版を繰り返し6万部を突破。「何度読んでも涙が止まらない」「ペット好きじゃなくても心温まる」「考えさせられるドキュメンタリー」など大きな反響を呼びました。もっと多くの方にこの物語を伝えたいという思いからこのたび復刊を企画。WEBコラムで95万PVを記録したエピソードを物語化した「怒鳴られ続けた文福」を新編として収録したほか、前作からの後日譚を加えた一冊となっています。
 表紙のイラストは『星守る犬』の漫画家・村上たかし氏による描き下ろしです。

▼編集担当者より
 知人から本の存在と廃刊の話を聞き「このままなくなってしまうにはもったいない本、残したい!」と、著者・若山さんとお会いしました。「過疎の進む横須賀で施設を経営していくには厳しい部分もありますが、ここがなくなると困る人がいますし頑張って続けています。でもこれは日本の地方によくある光景、よくある話なんです」とお聞きし、そんな場所で起こった心温まる物語を、もっと多くの人に届けたい、応援したいと思いました。

▼『さくらの里山科』とは
 横須賀市にある日本で唯一、ペットと入居できる特別養護老人ホーム。全120床計12ユニットのうち犬・猫と暮らせるのは4ユニット。各ユニット内では約20匹の犬・猫が自由に暮らしており、入居者の部屋に出入りしたり、庭にあるドッグランで走り回ったりしている。愛犬・愛猫と一緒に入居する人や、もう一度動物と暮らしたいと希望して入居するケースもある。
 文福は保護犬出身のホームの看板犬。人の最期を察知すると、そのそばに寄り添う看取り活動を行う。

▼施設受賞歴
・日本動物愛護協会 日本動物大賞社会貢献賞(平成25年3月13日)
・厚生労働大臣感謝状 東日本大震災の被災地への職員派遣について(平成25年3月11日)
・公益社団法人かながわ福祉サービス振興会 第2回かながわ福祉サービス大賞特別賞(平成25年11月15日)
・神奈川県社会福祉協議会主催
  第17回かながわ高齢者福祉研究大会優秀賞(平成30年8月20日)
  第18回かながわ高齢者福祉研究大会優秀賞(令和元年8月19日)

▼著者・若山三千彦(わかやま みちひこ) プロフィール
1965年神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部卒。世界で初めてクローンマウスを実現した実弟・若山照彦を描いた『リアル・クローン』で第6回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。教員を退職後、社会福祉法人心の会を創立。2012年特別養護老人ホーム「さくらの里山科」を設立。環境省主催令和元年度動物愛護週間中央イベントにて基調講演を行う。

~『さくらの里山科』の様子~

『看取り犬・文福 人の命に寄り添う奇跡のペット物語』(宝島社)
 著者:若山三千彦/2020年6月22日発売
 定価:本体1300円+税

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